ほっともっとフィールド行ってきた

 5/31のオリVS西武戦に行ってきた。年に数回、オリックス主催試合でほっともっとフィールドで試合があるのだが、この日は震災から30年という事でメモリアル試合で、BlueWave時代の復刻ユニでの試合だった。

 この球場は結構傾斜がゆるく、当時としては広々とした設計なので、開放感が凄い。試合も2階席でも十分観戦出来る。それよりもNPBが試合中の画像を公開しちゃ駄目というルールにしてしまったので、インプレーの映像が出せないのが残念だ。
 肖像権とか著作権というのを理由にしているが、今更かよという印象しかない。そもそも人気商売なので、そういった措置が裏目に出ないかという懸念の意見も結構ある。

 とりあえずこの写真はボールデッド中で、かつベンチプレーヤーなので、何の問題もない。なんでこの写真を撮ったかというと、ほっともっとフィールドはブルペンが客席から丸見えなので、どのタイミングで誰が準備しているか分かるのも楽しみの一つだからだ。同様にベンチの様子もよく見える。
 あーなるほど、このタイミングで肩を準備するのか、と新たな発見もあるし、中継ぎ陣の苦労が垣間見える。

 試合前はイチローのメッセージも流れて大盛り上がり。この日は今井と宮城の両エースの投げ合いに始まり、延長の末に野口がサヨナラホームランでオリックスが勝つという、エキサイトする試合だったが、5月末ということもあり夜が寒いことに加えて、神戸市営地下鉄が混みまくるという理由で、8回くらいには帰りだす人が続出していた。

 何故地下鉄が混みまくるかと言うと、イチローがオリックスにいた頃のパ・リーグは人気がまだ今ほどなく、空席も多かった。当時は交通機関のことなどさほど問題にならなかったのだろう。イチロー自身が別のインタビューでモチベ維持が難しかったと振り返っているほどだ。普通の駅の作りでもやっていけた。
 ところが今はパ・リーグも客が入る。この日も満員御礼。総合運動公園までの移動手段は神戸市営地下鉄しかなく、出入り口が広いとか、階段が多いという設計ではないので、行きは試合前の17時頃でも駅に降りると人が動かないほどの大渋滞だった。

 へとへとになって球場に入った客は帰りもあんな目に遭うのは嫌だと考えるのも当然である。普通、同点で勝負がついてなければまだ残ってそうなものだが、7回あたりから帰りだす人が目につき始めた。

 とはいえ、野外でこれだけ開放感のある球場は貴重だ。ドームはドームで快適だが、野外は野外の良さがあるので、ほっともっとフィールドをもうちょっと使ってほしい。

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