
太平洋戦争の時に日本が本土空襲を食らって民間人が大量に犠牲になったという歴史がどんどん薄らいでいる。生存者も減っているので、戦争を知らない人が経済と政治を動かしていると言っても過言ではない。
さて、場所は神戸の三宮だが、JR三ノ宮駅の中央口と西口を結ぶ高架線路沿いの橋から見える、この鉄橋の穴ぼこはご存じだろうか。これは機銃掃射の跡である。ほかにも阪急の駅舎の屋根の鉄骨だったり、神戸市内だけでもいくつか存在している。こういった跡は日本全国に存在している。
まさに民間人に対して普通に空爆と機銃掃射を行う鬼畜米英といったところか。戦争はやむを得ず民間が巻き込まれることはあるが、万人単位で犠牲者を出す都市の空爆など、これこそアメリカの過ちだというのに、戦争を起こした日本が過ちを犯しましたといった、まさに戦後の敗戦教育は行き過ぎであると思う。
何もアメリカを今敵対視しろとか、アメリカ=悪だとまでは言わない。こんな無差別な戦略を正義ですからという説明だけで、ただ日本がとにかく悪いという思想がおかしいというのだ。
過ちといえば極論は広島と長崎の原爆で、過ちは繰り返しませぬから、って誰の過ちなんだということである。核兵器を使う羽目になった人類が主語であるなら理解できるが、日本人が犯した過ちであるという教育をする左巻きの教諭も存在しているのは理解できない。
とにかく、こういった殺害につながるものが都市部で発生しないようにするのは正しいことで、やれ隣国が気に入らないから戦えとか、自衛のために軍備が、というと、日本に限らず、いくらこういう話をしても過ちは繰り返すよなあと思う。